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「な？ユキ、言った通りだろ？！
この2人の分も、俺たちが子供をつくんなきゃだから。わかった？！」



…って、どう言う事やねん！！

ユキ姉ちゃんは、口元を手で隠し絶句中。
兄貴はユキ姉ちゃんを口説き落とす為にここに乗り込んできたんだ。


邪魔しすぎだろ！！



「た…タイちゃん…受け？！可愛い～！！」



ユキ姉ちゃんが顔を真っ赤にして大興奮に、亮ちゃんと俺は身体をびくんと跳ねさせてビビる。

飛びかかってくるんじゃないかという勢いのユキ姉ちゃんの首根っこを掴んだ兄貴は、言い聞かせる。


「わかったか、腐女子！！俺らの弟達はリアルゲイカップルだから、子孫は責任持って俺らが残さないとな？よし！！行くぞ(ヤるぞ)！！」



そう言って、パタンとドアがしまった。