テキストサイズ

変愛(へんあい)?!

第8章 第二部:策士

何だったの。



すっかりヤル気の失せた俺は、閉まったドアをただ見つめた。



「タイちゃん…気を…取り直して…。」


「いや、無理だろ。」


「…タイちゃ~ん、頑張ろうよぉ。あっちの2人に負けないくらいにさぁ。ね?…ねぇってばぁ!!」



すっかりエロムードを破壊されたこの部屋で、再度トライしたがる亮ちゃんと、すっかり萎えた俺の心が交わる事はなかったのだ。



「…また今度…ね。」


「タイちゃ~ん!!…くそ!!二度までも邪魔しやがって!!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ