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アオゾラペダル〜それぞれの想い〜

第14章 揺らぐ想い〜海波side〜

私は家に帰って、一番に空に電話した。
今日あったことをすべて話した。


空「そっかあ…そんなことがあったのね」
海「私、どうしていいか分かんなくって…」
空「それ、璃夏は知ってるの?」
海「知らない。言えないよ…」
空「だよね…でも海波は、自分の幸せを第一に考えるべきだと思うよ」
海「空…」
空「私は、海波が幸せならそれが一番嬉しいから。璃夏もおんなじだと思うよ」
海「そうだよね!うちらはこんなことで壊れるような、ヤワな関係じゃないもんね♪」
空「当たり前じゃん☆海波にとって、一番の選択をしなよ!」
海「ありがと♪」


その夜は、ゆっくりお風呂に入って、ぐっすり眠ることができた。

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