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アオゾラペダル〜それぞれの想い〜

第15章 決断のとき

〜海波side〜

私は決めた。




海「私もすき。これからよろしくね♪」


和「ぃやったあ♪」


私は、にのみぃを選んだ。

たった数分だったけど、にのみぃの優しさとか、男らしさとかが私の心に響いた。

潤くんのことは、完全に忘れたわけじゃないけど、

「いい経験」として
私の中に刻みこんだ。


海「だいすきっ♪」

勢いよくにのみぃに抱きつく。
それを受け止めてくれるにのみぃがいる。

海「あ、付き合ってるのに、『にのみぃ』はまずいよね;『かず』って呼ぶ!!」
和「いいよ♪ありがと」

もう一度『かず』の胸に顔をうずめる。
いいニオイ。

ずっとずっと、こうしていたい。

ほんとにだいすき。

ふたりはしばらく抱き合ったままでいた。

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