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アオゾラペダル〜それぞれの想い〜

第16章 信じてるから

〜空side〜

今日は、まーくん家で家デート。

お互いリラックスできる空間で、私はすごくすき。

男の子の部屋っていうのも、ちょっとドキドキ。

まーくんの小さい頃のアルバムを見たりして、和んでいた。


雅「空さ、俺のこと、すき?」

突然聞かれて戸惑った。

空「何言ってんの、当たり前じゃん♪」
雅「ちゃんと言葉で言って…?」

そっか…私
恥ずかしくて言えてなかった。
大事なこと、
自分から伝えてなかった。

空「すきだよ…まーくん。だいすき」
雅「ありがと♪俺も空だいすき!」

いつもの勢いで抱きついてきたけど、

雅「俺、信じてるから」

空「私も、信じてるよ」

真剣な声で言われた。


雅「…空」
空「なに?」
雅「優しくするから…してもいい?」
空「フフっ、しょうがないなぁ」

そのあと、まーくんと私は初めて繋がった。

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