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第2章 ブラウン


「お願いします!!」


俺の名前は風間颯(かざまはやて)
訳あって先輩に頭をさげている



「無理」


そう答えた先輩は凛とした表情をくずさない


先輩は学年一イケメンで俺ら二年の間でも有名だ
校則が厳しい学校でブラウンの髪をしてるのも有名な理由の一つ
名前はわからないけど俺は先輩のこと尊敬している


そんでもって
今頭をさげてる理由は女


つい先日入学してきたばかりの後輩を好きになってしまって先輩に落とし方を教わろーって訳



「そこをなんとかお願いしますよ!先輩のイケメンテクわけてください!」


「だからさーテクなんかないんだってー」


相変わらずめんどくさそーな先輩に俺は


「なんか飯おごるんでそこをなんとか!」


「え?本当?」


先輩は細マッチョな身体つきに似合わずよくたべる
のくせにバイトしてないので金がない

俺はそこをみをとさなかった


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