テキストサイズ

DK

第2章 ブラウン


「まじっす!うまいもんおごりますよ!」


「それは嬉しいなあ」


先輩はさっきの怠そうな顔からいっきに笑顔に変わった
にこにこしすぎてて怖いくらい可愛い


身長182あるのにどんだけ食べて成長する気かよ…


「ってことはいいんすか!?」


「おう!ちゃんとうまいもん食わせろよ!まあテクってそんなないんだけどなw」


「大丈夫っす!先輩の意見参考にしたいんで!」


俺と先輩は放課後下駄箱で待ち合わせをしてその場をあとにした

その時までは良かったんだが…




キーンコーンカーンコーン

放課後を告げるチャイムと共にみんな一斉に動き出す

俺も帰りの支度を…


ってあれ?


あれ?


財布がない!!!!


そういえば昨日は違うバックをつかっていたから…
あ、あのバックに入れっぱなしだ
放課後先輩に飯をおごってテクを教えてもらう約束なのに
やばいな



ガラララララ

教室のドアが開く

ストーリーメニュー

TOPTOPへ