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第2章 ブラウン



俺の名前は木村陽介(きむらようすけ)

高校3年になったばかり進路に悩むこともなくいまだぼさっとしているだけ


ルックスはまあまあだけど女子はけっこうよってくるし、付き合った人数もまあまあ多い方



最近は後輩の颯が俺に懐いてきた

毎日ではないけどけど先輩先輩とよってきた


颯は顔は普通でどちらかというと可愛い感じ、俺より背が低いし弟っていうよりは妹って感じ


やっぱり普通の女の子にない魅力がある

あっ男だからかw

男なのに気になりはじめてる俺は異常か?
ひとつひとつの言動が可愛くてやばい


でも今日は気になる女の子を落とす為のテクを教えに颯の家にきている
始めての颯の部屋にドキドキしつつも内心イライラがすごい

俺は颯と後輩を応援しに颯の家にきてるのか?


好きだと伝えるのは無理でもどうにかして後輩と付き合わないようにしたい
俺だけをみて欲しいのに

同性だからという概念が俺の中で暴れ出す


やっぱり男同士だから…と諦めてるけどあきらめきれない自分がつらい


今は颯がご飯をつくりに行き部屋にいない
今のうちに気持ちを整理しとかないとな

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