テキストサイズ

男子高校生が描くエロゲー

第5章 統夜


文字を読むのがもうだるい。

つか、考えることがありすぎて、宮のメールなんてどうでもいい…。


『考えとく』

それだけ打つと、なんとなくまたシャーペンをもって黒板に書かれている数式をうつした。


『ヴヴ…』

『短文だなぁ……!
つか、考えとくってなんだよ!

俺はお前のためにいってんだぞ!
だから、今日は泊まり!
明日からもお前ん家行っちゃうから!』


なんか、イラっとするよね。


『おー』

素早い手つきでボタンをうつ。

ま、二文字しかないけど。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ