テキストサイズ

大切なのは…。

第4章 もう一度

優side


――――――――――
―――――――――――― 次の日

俺は、いつも通り起きた。
けど、俺の横で寝ているはずの柚がいない。
寝れるところなんてココ位しかない。

なぜか俺は、焦った。
出て行かれたかと思ったからかも知れない…


でも、柚の姿はリビングにあった。
俺は、急いで起こした。
しかし、ぐっすり寝ている。
一体、何時まで起きてたんだろう。
俺なんかを待っていてくれたのか?

凄く重い責任を感じた。
俺は、あの後結局、夕ご飯を食べずに寝た。

食べる気が起きなかったから…

柚の肌に触れると、とても冷たかった。
昨日は、特に冷え込んだからだろう。

そんな事を思っていたら、柚が目を覚ました。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ