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君に伝えたくて

第2章 皐月の思い

図書室から隆と女の声聞こえる


これを皐月が見たら

「あれ、裕二」


ちょ


「なにしてんの?」

「皐月こそ」


「裕二そのどいてくれる?」


「だめだ」


「わっびっくりした」


「図書室になんの用事?」


「いや、CDプレイヤー忘れてだから」


俺は、扉の前にたった


「裕二?」


顔をのぞきこむ皐月

顔近い


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