真面目ちゃんの秘密
第2章 俊介に、バレた………。
私はなぜか俊介くんに、全部を話すことになっていた。
亜子「私ね。黒沢 亜子の『黒』と『亜』をぬいたら沢子になるでしょ?
だから、それをカタカナで書いて、サワコにしようと思ったんだ。
みんなに自分がすごい人だって、思われたくなかったから
不良の時だけの名前を作ったの。」
俊介「あぁ、そういうことか。」
亜子「で、世界一強いって言われちゃってさぁ………。」
俊介「でもさ。なんで、普段は普通の女の子じゃなくて真面目にしたんだ?」
亜子「普通の女の子でも、目立つ子多いでしょ?
目立ちたくないし…。真面目にしたの。」
俊介「でも、すげーーーーーー!!!!
本物の、サワコだぜ??すげーすげー!!」
亜子「あんたが、興奮してるだけじゃん。
本人は嫌なんだよ。」
俊介「ほぉ。その格好でその口調、なんか無理。」
亜子「無理ってなんだよ。」
______着替え中______
亜子「はぁ?なんで、不良の時の格好?これじゃ目立つじゃん!」
私の今の格好、それは………………………
スカートの丈は短くて、靴下長くて、制服のネクタイ着けて、
ブラウスの上に着る制服は開けててブラウスが見えてて、
髪の毛はストレートで、ピンクのストレートな少しの束になったかつらっぽいの
つけてる。(すいません。ほとんど名前知りません。)
俊介「あ、ねぇねぇ。名ゼリフ言って!」
亜子「あのさぁ、映画じゃないんだから名ゼリフとかないから。」
俊介「あんじゃん!あのぉ、「おめぇらまとめてぶっとばすぞ?」ってやつ!」
亜子「あれはよく言う言葉で、名ゼリフじゃねーし。」
俊介「いいから、言って!」