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コンコン…

「擴嗣お兄ちゃん入るよー？」

ガチャ…

「擴嗣お兄ちゃん、もうご飯できたけど…何してるの？」

「んー、眼鏡探してる。」

「えー！？まだ探してるのー！？」

「だって見えないんだもん。」

「え？あぁ、だからまだ見つからないのね。」

「えっと…香恋どこ？手貸して？歩くのすら怖いから。」

「うん。ってかもう近くにいるんだけど？」

さぐりさぐり…

ムニッ…

「ひゃぁん…」

「何これ？香恋ー？」

「んっ…それ、私の、ぁんっ、む…胸…。」

「そっか？お前、いつの間にこんな成長してたわけ？」

ムニムニ…

「あっ…そ、そんなの、んっ、わかんないよぉー…。」

「まぁ、いじめるのはここら辺にして、眼鏡とって？」

「えっ…終わり？」

「うん？もっとやってほしかった？」

「う、ううん！
やってほしくないよっ！
はい、眼鏡！」

「即答…」

いや、そりゃあ即答でしょ…。

「…………。
い、いいから眼鏡！」

「ん、ありがとー。」

「早くご飯食べよう？」

「ん。早くいこうか。」