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高橋家の日常

第5章 新キャラ登場!

「ねぇ瀬尾君。」

「なに、香恋?」

「……//」

「どうした香恋!?」

「いや…いざ、名前で呼ばれると…
何か…照れるね//」

香恋はうつむいて顔を隠す。

「そんな照れる?
香恋、可愛いな~♪」

「やめてよ~…」

「香恋♪香恋♪香恋♪香恋♪香恋♪」

「うぅぅ……//」

「ほんとに可愛いな~♪」

「もう嫌だぁ~…」

「そんなこと言わないで!
…それより、何?
聞きたいことあるんでしょ?」

「あ、うん。」

香恋は顔をあげる。

「彼女って、なにすればいいの?」

「あ、そゆこと。えっと…そこにいてくれるだけでいいんだ。」

「???」

「そこにいるだけで彼女になるから。」

「え?それだけ?」

「うん。それだけ。」

「え?だって例えば…手繋いだり。」

香恋は亙の手を握る。

「くっついたり?」

香恋は亙に体をくっつける。

「まって香恋///それヤバいから///」

亙は体を離す。

「え?なにが?こういうのやるんじゃないの?」

「そうだろうけど//照れるから///」

「ん?よくわかんないや…」

「いや、名前呼ばれるより照れるだろ…?」

「そうかな?」

「いやそうだろ…。」

「お兄ちゃんでなれちゃったからな…」

「お兄ちゃん?」

「うん。知らない?
高橋和市。
あれ、私のお兄ちゃん。」

「……嘘だろ?」

「本当だよ?
一番上のお兄ちゃんは高橋擴嗣。」

「……!?!?!?!?!?!?」

「どうしたの?瀬尾君?」

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