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「男子は改めましてーっ！
女子は初めましてーっ！
部長の高橋和市でーす！

そしてー？」

あ、そういえば和市お兄ちゃんって部長か…

「副部長の若木亮祐(もぎ りょうすけ)だ。」

あ…あぁぁぁぁーっ！

あの人…廊下でぶつかった人…！
副部長だったんだ！？

よく見ればかなりイケメンだし…
まぁ、瀬尾君のほうが好みだけど。


そっからまたなっがーい説明。
もうだめ…

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「よし！今日はお疲れ様！
これにて解散！」

「あぁぁ～…もうだめ～…」

「私もさすがにだめ…」

「鈴子は家どっちー？」

「私は裏門のほうだよー？」

「そっかー…私正門だから逆だ～…
残念…一緒に帰りたかったね…」

「残念だね～…」

「女子、着替えろー」

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「んじゃ、バイバーイ」

「またねー」

和市お兄ちゃん待とうかな～…

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「あ、香恋。」

「あ、きたきた。
和市お兄ちゃん一緒に帰っていい？」

「いいけど…こいつも一緒だぞ？」

「こいつ？」


「なになに？和市の妹？」

ひょっこり出てきたのは…副部長…。

「そうそう。こいつが妹。」

「…あれ？この前ぶりだね？」

「あ、はい…どうもです…。」

「え？なになに？知り合いだった？」

「いや、この前ぶつかった。」

「へ？」

「あ…あのときはすいませんでした…。」

「いやいや。別にいいよ。
こんなに可愛いんだもん。
なおさらいいよ。」

「お前…！香恋はだめだぞ！？」

「なにいってんだよ。
サッカー部来てくれたのも、俺があんなことやこんなことして調教したから来てくれたんだぞ。」

「はぁぁ！？」

「あんなにプニプニだとは思わなかったぜ？
それに超濡れ濡れで、ぶっこんだときなんて…」

「お前、何してくれとんじゃぁ！！！」

「な、なんて嘘ついてるんですか！？」

「嘘か…よかった…。」

「そうだよ。うそうそ。
やるんだったらもっと激しくするもんね。」

「ふざけんなぁぁぁ！！！！！」