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ランドセルを見ると赤い部分が、少し剥がれていた。
みたところ先程、のようだ。
「大丈夫か？痛いなら痛いって言えよ？今、この車両に乗ってる人少ないから、泣いてもいいぞ。」子供って素直だ。もう、泣き始める。俺はバックになぜか、絆創膏が入っていたため傷口にはった。
ランドセルは、どうすることも出来ない。それはごめんな。
「よし、大丈夫だ。傷口に絆創膏はったからもう安心だ。次から気をつけろよ。」
女の子は涙を溢れ返したように「ぶえ～～ん！！…ひっ…ひっ…」俺の肩に寄り添って泣き出した。
「大丈夫だ。俺、先生だからなにかあったら相談すればいい」
が、案の定。大声で泣かれていたので、不審におもわれ警察に連行された。
それはまた別の話。