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記憶のカケラ

第4章 デート

午後、借りた本を一端家に置きにいってから海へ向かった。
いつもよりキラキラしてみえる。

今までも緊張してたけど水着ってかなり恥ずかしい。
こんなに緊張してるのは私だけかな?
付き合う前だってずっとそばにいて今と変わらないはずなのにやっぱりすごく前と変化してる気がする…
そんな風に感じてるのは私だけかな…?

着替えて浜辺へ行くとさすが夏場の海。
小さな島でも人で溢れてる。
遼を探すのも一苦労。
なかなか見つからない。
やっと見つけたと思ったら、知らない女の人達に捕まっていた。

「ねぇねぇ、君この島の人ぉ?」

「私達旅行できたんだけどよかったら島案内してくれないかなぁ。オススメの場所とかぁ。」

「っていうかメアドとか教えてよぉ。」

なんて女の人達の声が聞こえてくる。

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