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声をきかせて…

第5章 次の日

確かに幾度となく、小野さんと佐々木さんのツーショットが目に入ってきた。

佐々木さんは意見を聞こうと話しかけたりしていて、小野さんは目で合図や、聞かれたことが載っている資料などを渡すが小野さんの意志が、佐々木さんにはつたわってないのか、佐々木さんは、同じようなことを聞いていた。

仕事も就業時刻となり、ぱらぱらと帰りはじめた。

高城さんが

『よし、日菜ちゃん、終ったから帰るぞ!聖夜は?帰んないのか?』

…………ガタッ

小野さんは立ち上がるとバックを持ち帰る準備をしていた。

すると佐々木さんも急いで準備をしていて、私と高城さんと佐々木さんと小野さんは一緒に会社を出ることになった。

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