声をきかせて…
第8章 企画
さすが、高城さん。
私が一つ言った企画に次々と具体的な案を出してきた。
高城さんがいつも発案で、企画書を小野さんが作っているという話を高城さんから聞いたことがある。
高城さんの案以外で動いたのは今回が初めてらしく、高城さんも小野さんが動いたことにびっくりしたらしい。
『日菜ちゃんの事、あいつなりに気に入ってるんだと思うよ。
聖夜が、最近皆からの仕事断ってるみたいで、多分、日菜ちゃんを送る為だと思うよ』
とも話してくれた。
真美さんは女性目線で、高城さんとは違う意見をだしてくれた。
小野さんは話を聞きまとめてくれていた。
4人で会議をしていると夜の九時を回ろうとしていた。
各自家で案を考えることとなり、帰ろうとしていた。
会社の出入口のところに来て私は忘れ物をしていることに気付き、高城さんと真美さんに別れを告げ企画室に戻った。
小野さんはじっと出入口に立って、高城さんと真美さんを見送っていた。
私が一つ言った企画に次々と具体的な案を出してきた。
高城さんがいつも発案で、企画書を小野さんが作っているという話を高城さんから聞いたことがある。
高城さんの案以外で動いたのは今回が初めてらしく、高城さんも小野さんが動いたことにびっくりしたらしい。
『日菜ちゃんの事、あいつなりに気に入ってるんだと思うよ。
聖夜が、最近皆からの仕事断ってるみたいで、多分、日菜ちゃんを送る為だと思うよ』
とも話してくれた。
真美さんは女性目線で、高城さんとは違う意見をだしてくれた。
小野さんは話を聞きまとめてくれていた。
4人で会議をしていると夜の九時を回ろうとしていた。
各自家で案を考えることとなり、帰ろうとしていた。
会社の出入口のところに来て私は忘れ物をしていることに気付き、高城さんと真美さんに別れを告げ企画室に戻った。
小野さんはじっと出入口に立って、高城さんと真美さんを見送っていた。