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声をきかせて…

第9章 小野と佐々木の過去

『って、冗談です』

というと、手を引かれて私はよろけてしまい、小野さんに抱き締められていた。

『小野さん?
…………………………………付き合ってくれますか?』


私は抱き締められながら告白した。

抱き締められながら髪をなでてくれていた。

こうして私たちは付き合うことになった。

マンションまで送ってもらい、小野さんとは別れた。

部屋にはいってもまだにやけがとまらなかった。

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