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声をきかせて…

第13章 夜中のドライブ

メールを開いてみると

[マンションの下にいるから降りてきて]

とだけ書いてあった。

窓から除くと見覚えのない車が止まっていた。

すぐに、準備をしてマンションのエントラスへと急いだ。

私に気付いた小野さんが少し怒った様子で車から出てきて、私の腕を掴んで車へ連れていき、車に乗せられた。

(なんか、怒ってるし…)


私の気持ちは誘われて嬉しい気持ちはなくなり

「きまづい」

の一言だった。

車は走りだし、夜景が見える公園の駐車場にとまった。

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