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声をきかせて…

第13章 夜中のドライブ

止まっても何もするわけでもなく、私は気まずさから下を向いていた。


小野さんは携帯をいじっていた。

小野さんが携帯を置いたあとすぐに私の携帯がなった。

私がさっき返事を送らなかった文がもう一回送られてきた。


黙っていようと思ってたのに…


我慢しようと思ってたのに…


私は自然と涙が溢れていた。

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