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声をきかせて…

第13章 夜中のドライブ

小野さんは私の涙に気づいて、手で私の涙を拭いてくれた。

そのままの顔をあげさせ、キスをされた。


チュッっと軽いキスを…。


『何で…?
何で佐々木さんとは、話するの?
何で私とはしてくれないの?

話してくれるまで待ってようと思ってた。

でも、佐々木さんから話をしてるの聞かされたら私…。

嫌なの。

佐々木さんと過去に付き合ってたのは知ってるし、話するのも分かる。


でも、嫌なの。


話したくないのも理解してるつもり、何でか聞きたいけど話してくれるまで待つつもり。

でも、小野さんと話したい。

私は小野さんが好きだけど小野さんは………………』


話してた口を塞がれた。

さっきとは違う舌を絡ます深いキスを……

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