テキストサイズ

声をきかせて…

第13章 夜中のドライブ

部屋へ入ってからも何回も、頭の中でリピートされていた。

『ちゃんと、

日菜ちゃんのこと

好きだから』


私は嬉しかった。

いつも小野さんは本当に欲しいときに欲しいものをくれる。


でも…。

引っ掛かっていた。


聞いたことあるような…声だったから。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ