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声をきかせて…

第16章 おうちデート

いつも通り仕事へ向かい仕事をこなす、そしていつもの帰る時間。

でも今日、私は小野さんを家に呼ぼうとしてドキドキしていた。

いつもの帰り道をいつも通り無言で帰る。

好きとは言ってくれたけど、それから声を聞いていない。

メールが文で来ることは増えていたけど…。


日菜子のマンションの前に着くと小野は駅の方へ向かおうとした。

『待って…。

まだ一緒にいたいの。

家に来て。』

と私が言うと足が止まり振り向いた。

そして、マンションへと二人で入ってた。

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