スマイル ~*届3続編。気象・N*~
第4章 episode3~*ダメ*~
和「あー、でも、何で今日来てくれたの?
やり直してくれるのも、、何で?」
唯「何で私の知ってるのかびっくりしたんですけど、昨日、櫻井さんと松本さんからメールやら電話やら来て、、
2人とも、“明日は愛しの和くんの誕生日だよ”って来て、
知ってますよって言ったら
“愛しの和くんが唯ちゃんいなくてずーっとブルーになってるからなだめてやって”って言われたんです」
あいつら……ちょっと盛ってるよ!
ブルーになってたのは最初だけだし!
もう諦めかけてたから…
しかも“和くん”といちいち言ってただなんて……(怒)
唯「でも、実は断ったんです」
和「えっ?」
唯「この前、嵐の番組を見に行ったとき、二宮さんとミオリさんが仲良さそうだったから……」
和「それ、ホントにいたんだ。大野さんとかは気づいたみたいなんだけど…。」
唯「私、結構根に持つタイプだから、今でも鮮明に覚えてて、怖くなっちゃって…。」
俺が思っていた以上に、唯は我慢していたのだろう
唯「で、断ったんですけど。見てくださいよ、コレ。
“来ないなら、唯ちゃん家でパーティーしちゃうからね☆10時過ぎに2人で迎えに行きます!櫻井”
“こんなチャンス二度とないよ?てか、俺らに反対すんの?(笑)まぁ、無理やりにでも連れてくつもりだけど☆明日翔くんと迎えに行くから待っててね☆松本”
ヒドくないですか!?
で、これはマズいと思って、10時にとりあえず出てみたら、無理やり車に乗せられて(笑)
そんな感じで、車に乗ってるうちに二宮さんと一緒にいたいって思ったんですよ。」
唯は話し終わると首を傾げて笑った
そんな唯が可愛くて、愛おしくて
和「ありがとう。ありがとう、唯。」
唯「苦しいー!!(笑)」
あり得ないくらい、唯を強く抱きしめた
和「やっぱり抱いていい?」
唯「ダメです。(笑)」