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ふしだらと言わないで

第7章 ラブ・エッチ・スリル~あたしだけが特別な感情を~

友達ん家に泊まろうと思った
おにぃと気まずいから

嫌いじゃないけど絶対許せないし
許してあげれるけど嫌い…みたいな

とにかくもう嫌い
無視するって決めたの



あたしは油断してた

本当に強くぶっ叩いたからこれに懲りてもう襲ってこないって…

弱ってる顔に騙された
顔を向けるおにぃは弱ってない



「おい」
「な、なによ…」
「それで励ましてるつもりか」
「っ…死ねバーカ!」



オレンジジュースを
一気に流し込んで飲み干す

別に心配してないし!

怪獣のような足音を立てて
その場から足早に離れる

リビングを出ようとしたあたしは直前で腕をおにぃに掴まれた



「言い逃げはないだろ
言うに事欠いて死ねだ?」
「やだっ…離してってば!」
「あぁ?お前が死ぬか?
なんなら俺が殺してやるよ」



………っ…!?///

息ができないくらい…
荒々しいキスがあたしを襲う


体をまさぐる手が
絞め殺す気みたく絡みつく

すごいゴーイン…
おにぃの両腕にギュウギュウに締めつけられて腰が砕けちゃう…

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