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ふしだらと言わないで

第7章 ラブ・エッチ・スリル~あたしだけが特別な感情を~

でも罪の意識はある
彼氏とエッチした幸せとは別に柚香はちょっとヘコんでいた

断じて彼氏とのエッチに満足してないわけじゃないのだ

それなのにエッチのあとすぐオナニーしちゃった自分に、やはり頭を悩ませないわけにはいかない

スケベで淫乱すぎて
不満足以外説明がつかない

そんなんじゃないって言っても信じてもらえないんだろうな

でもきれいって思われてるから、きれいでいてって思われてるから、そんなことは口が避けても言えない



「あ、お兄さんだ」
「へ?あぁ…」



貸してた辞書だ



「柚香、調子悪いのか?」
「なんか…だるくて」



なんでだるいかなんて言えない



「もっと自分を大事にしろよ
保健室いくぞ」



!!!!!

いきなりお姫様抱っこされた柚香は完全に呆気に取られた

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