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ふしだらと言わないで

第7章 ラブ・エッチ・スリル~あたしだけが特別な感情を~

「のんきなもんだな」



いつの間にか
うつらうつら寝てたようだ



「…帰ったんだ」
「随分な神経だな
今日襲われた女とは思えないわ」
「…うん
怖くないのはおにぃが…
助けてくれたから」
「あ?」



全く信じてないおにぃの目



「なにか食べる?」
「別に」
「おなか空いてない?」
「…作れよ」
「なんでもいい?」



柚香はエプロンを取ってパジャマの上からつけて台所に立った

冷蔵庫を開け、野菜があり、肉も少しあるので炒めてそれから…



「あ、ご飯がない
パスタかラーメンだったら
どっちがいい?」



がさがさと戸棚を漁る



「ね、そういえば
今日どこに行ってたの?」



真後ろにおにぃがいた

女の勘だろうか、sexの気配がした

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