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ふしだらと言わないで

第3章 初めての恋の続き

 ベッドに押し倒される
 戸惑う私をよそに絶えずキスして脱がしたシャツから下着が覗く

 誠司は下着より肌を見ていた



「きれいだね」
「ふ…ぁっん…」



 お腹から脇、背中に手を回されてゾクゾクしてしまう



「スベスベで柔らかい
肌に手が吸いつくようだよ」
「ぁ…ん…」



 優しい触り方に肌が喜び、初めて男を知ったセックスの時のことが思い起こされてしまった

 何度抱かれたか覚えてない
 たった2ヶ月の交際だったから数えるほど少ないだろう

 なのにおかしかった
 カラダが思い出している

 誠司は巧みに触る
 熱くて真っ白になる快感
 すごく素敵な瞬間
 イクという現象は強烈すぎて私はそれの虜になった

 思い出して濡らしている
 全部昔の話なのに

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