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背伸び

第1章 雑用


「橘これ洗濯よろしく」

「はーい」


私の名前は橘 愛結華
陸上部のマネージャーをしている。


タオルやユニホームの洗濯、
記録の整理に、グランドの整備…
部員はみんな自分の事で精一杯みたいで
全てマネージャーの仕事になっていた。


「お前ら何でもマネージャーに甘え過ぎじゃないか?」




だけど、こんなのどうって事ないんだ

この声が聞こえるだけで
それだけで私の胸はキュンって鳴るんだ。

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