テキストサイズ

背伸び

第2章 もう一人のマネージャー

先輩の彼氏好きになるなら
まだ可愛い方じゃない?

私は振り向いても貰えない
どんなに頑張ったって、叶わないんだから。


先輩の尋問は数日間続き、いつの間にかされなくなっていった。
好きな人目当てではないという事を認めてくれたらしい。

誰の為でもなく
汚れたユニホームを洗濯し、グランドの整備をする。

日向先生の声が聞けるだけで幸せなんだ。

それだけで頑張れる。

こんな私って変なのかな…?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ