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男子高校生は未だに中二

第1章 作文

僕には生きる価値があるのだろうか。
いずれはなくなるLIFE。
いつかなくなる?それまで待たなきゃいけないのか?
ならいっそ、今すぐLIFEをゼロにしてやろう。
生きる価値のない奴は死んで当然だ。
そう。今の僕みたいに。

2011年12月31日僕は生きている。
でも、もうすぐ死ぬのだろう。大晦日で賑わう中、時間は11時55分 場所は学校の屋上。ケータイを片手に時間を見る。
「あと5分か…。」年明けまでもうすぐ。
そして僕は歴史に名を残さず、1億2000万分の一な自分は愛されずに死ぬ。

あは…

なんて悲しいことなのだろう…。


……………

「うおぉぉぉぉっっ!!な、何だこの中二はっ!?
うおっやっべ…は、恥ずかしすぎる…っ!」
学校の宿題で文学を考えてみようというのがきた。
始めは面倒だったが書いてるうちに楽しくなってきたのだ。
だが…これは酷い…自分が高校生になってまで頭が中二だったとは…物凄く恥ずかしいですはい。
一旦落ちつこう…自分…!
「すーはーすーはー」
うん…大丈夫…大丈夫…!
「よしっ!寝ようっ!おやすみなさい!」
あゝ…悲しいぜ…。駄菓子菓子っ!ちゃんと書いてやる…っそして……くーー……。


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