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指切り

第2章 蛾

アパートを出ると、自販機に寄り掛かってる男の人がいた


『のぶ....』声をかけると信は嬉しそうに笑いかけてくれた。


「結....もぅ、行く時間だね。」そう言って私の頬を触りながら優しいキスをしてくれた。




優しく頭を撫でながら、信は


「携帯持った?」

『持ったよ。』

「電源入れてる?充電した?」

『うん、した。』

「送り迎えしたい。」

『ダメ、瞬と一緒に居て。お願い。』

「..........わかってるよ。何かあったら電話してGPSで見てるから。」

信はそう言って、私の頬に触れ


目が自然に合うと私の唇にまた、キスをする

一度は優しく。

二度目は唇を撫でるように噛みついて

三度目は...舌を絡ませ、自分の者だと主張するような強引なキス....


私は、そんな彼の全てが愛しいと思えるほど


彼が与えてくれる全てに、心の不安や乾きを潤してくれていた

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