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指切り

第6章 桜

次に紹介された年配の男性は、
教科は受け持っていないが、
委託担当の浜田清二と言う方で
机の上には胃薬と病院関係の資料であろう書類が、山のように並べてあった。



「委託担当の浜田です。先生のクラスには委託生徒が多く居ますので、何か有りましたらいつでも声をかけてください。」

と簡単な挨拶で終わった


委託制度は、生徒が正看護師となるまでに掛かる授業料、生活費を
将来働く病院側が負担し、免許取得後に
その病院で働き、負担して頂いた分を返済するらしい



その時は何とも、大変なクラスに来たなぁーっと思い深く考えず
2年担当の机を案内された



そこにはあの、お喋りで
お調子者の篠崎先生が真面目な顔をしてAクラス担任の先生と話をしていた。
彼にもあんな姿が在るのだと感心していると


自分がこれから担当する
Bクラス担任であろう女性が笑顔で挨拶をしてくれた。


女性は、片尾歩美先生と言い
年齢は今年で60歳らしい。

担当教科は母性看護をしていて、
物腰が柔らかく、きっと生徒からも人気の先生だと思った。

片尾先生は、何か有りましたらいつでも声をかけてくださいと丁寧に話をして
簡単にミーティングを終えると、教室へ向かった

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