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指切り

第1章 蝉

さっきまで、甘くて深い、まるで麻薬のような部屋にいたのに


扉を開けるとそこは


生きる為の試練(現実)


変えることも逃げ出すことも出来ない


立花結花(たちばな.ゆうか)の現実


着崩れた服を直していると


「結、襟崩れてるよ。」


そう言って男は襟を直し、優しく頭を撫でてくれた


そして私たちは元の場所に戻るように


部屋を出る



「立花さん、ありがとうございました。片付けご苦労様でした。」


『いえ、担当ですから。では吉居先生さようなら』


「はい、さようなら。きおつけて帰ってくださいね」



そう、私たちは生徒と先生に戻る






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