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FREE BIRD

第29章 ライオンになり損ねた

「ごめん…調子に乗ってたよね。
つい映画に刺激されて…
場所わきまえず理性を失った僕が悪い。

ホントにごめっ…んんぐっ…」


美穂さん身を乗り出して僕の口をきっちり抑えて塞いだ。


「バカっ何で謝るの?
良かったって言おうとしたのにっ」


僕は目を見開いた。


やべえちょっと褒められた気分で自惚れそうだ。


僕は塞いでる彼女の手首を掴み口元から離した。

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