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FREE BIRD

第39章 背徳の上の想い

…美穂side…

映画観てランチ食べて、散歩して…


私達は肩を寄せる事もなく手を繋ぐ事もなく、ただ横を歩いた。


時々当たる肩や腕が愛しい。


触れたいと思う気持ちを抑えた。


何故私は彼にこんなにも惹かれるのだろうか?


お金があるわけでもない。


ましてや妻子持ちだ。


あるのは若さと共通の趣味。




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