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FREE BIRD

第39章 背徳の上の想い

ふと、雪を思い出した。


朝メールしたらいつも通り健太は学校へ行き、雪はパートに出掛ける所だった。


雪と…雪をずっと好きだったら良かったのに…


どこかで掛け違った心のボタンはもう戻らないだろう。


済まない…雪…


そう思いながらも美穂さんの手を握り締めた。


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