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FREE BIRD

第40章 エロスから愛へ

誠さんは黙ってバスルームに私の手を引いて連れて行った。


「このままじゃ風邪ひくよ」


誠さんは私の濡れた服を一枚一枚剥ぎ取る。


ブラウスのボタンを外す時の私を見つめる眼差しが熱く、鼓動が止まらない。


下着姿にすると誠さんは今度は後ろを向いて自分の服を脱いだ。


広い肩幅の背が露わになった時、私はもう我慢が出来ず後ろから抱きついた。


浮き出た鎖骨を指でなぞり、厚い胸板を愛撫すると指先が乳首にあたった。


それを指先で撫でると小さく硬くなった。


「あ…ダメだよ」


そう言われると余計イジりたくなる。


誠さんが深く吐息を吐いた。

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