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エロマッサージ

第4章 第四章




紅茶を貰ったり、高坂さんと一歩だけ近付いたり。
昨日のマッサージは、いつもより少しだけ甘かった。


今日は日曜日。仕事も休みで、久しぶりの遠出。
……まあ、ただの買い物だけど。




「……あ、ティッシュもそろそろ在庫いるかな…」


日用品売り場をみていると、家の中の風景が浮かぶ。
あそこに、もし…高坂さんがくることがあったら。


(……なんてっ、そんなこと絶対ないけど)


バカみたい、そんなこと、


(………ないよ)





気を取り直して他の売り場に向かって行く。
何にせよいつもと違う場所にいるというのは、心が踊るものだ。





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