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「そうだ真山くん、一週間だけでも彼女の勉強みてやってくれないか？基本と勉強の仕方を叩き込んで欲しいんだよ。」



新井先生がさらーっと頼んでみるが、健人は
『は？！めんどくさい。』
そう言っている様な表情をしていた。

怖い。
こんな冷血先生に指導されても…
見惚れて勉強にならない！！


ブンブンと首を振ると、健人が私に向かって言った。



「やる気がなさそうな人間に、教えられる技術は持ち合わせてません。」



無表情で言い放ったのだ。

確かに…首を振っちゃってましたが、そこまで否定しなくてもいいじゃん？！