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君のクラスで1時間

第2章 私の呼び名は『ひなこ』

そして…放課後。
今までにないくらいの『鬼』が現れたのだ!!



「っおい!!」


「っはい!!」



カバンを持つ健人が…目を細めて私を見ていた。

クラスの女子たちは『何事?!』と浮き足立っていたが、健人の視線は私から外れず、女子に突っつかれた。



「ひな…知り合い?!紹介してよ?!」


「う…ん、今日から火曜日まで私に補習授業をしてくれる…健人先生でぇーす!!」

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