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シェリー:にしても酷いな薫、
皮を剥いでくれなんて…

海堂:本当の事だろうが

シェリーは若干青筋を浮かべて
海堂の傷口をひっぱたいた
海堂は痛くない筈もなく
傷口を押さえながら悶絶する

ルーク:シェリー…流石にやりすぎだ…

シャロン:薫、消毒するから腕出して

ルークの気遣いもシャロンが消した
シャロンがジャージの袖を上げると
真っ赤に染まったタオルが姿を表した
Ｒは驚きを隠せない
シャロンはテキパキ治療を進めていく

海堂:っ～！！

海堂は傷口に消毒薬が染みてのたうち回りかけていた
ルークが押さえていたから動けないが

シェリー:深いな…
しかも傷口大きいし…

海堂:っシェリー！傷口をひっぱたいたりすんな！！

シェリー:薫が変なこと言うからだろ

シャロン:あんまり動かないでよね！

包帯を縛った
最後の鋭い痛みに軽く暴れた
ルークに肘鉄が入った
ルークはぴょんぴょん跳ねている

シャロン:まったく！怪我したらちゃんと言いなさいよね！

シェリー:本当だよ(呆れ)

二人は呆れていた
海堂は傷口を擦りながら二人を見た