
redcross
第12章 堕落
梨華を家に送り俺は部屋に帰らずに街を歩いた。
梨華の話では梨華の方が梓よりバイトが終わるのが遅いからいつも梨華が待ってる形だったらしい。
でも梓は先に帰っていいのに。といつも言っていたから最近は俺を優先させてくれているらしい。
だからこうして街を歩いたら偶然会うような気がした。
特に古着屋の周り街並みを楽しむかのようにゆっくりと…。
その時、梓の声がした。
『お疲れ様でした。お先に失礼します。』
と挨拶している梓が目にはいった。
俺に気付くと梓は足早に去ろうとした。
『あーずさ!これ見覚えない?』
俺は、梨華にあげた同じネックレスをしていた。
それを梓にちらつかせる。
『それ…。』
『分かった?これ梨華とオソロ。』
梓に冷たい目線を送りながら海斗は笑っていた。
梨華の話では梨華の方が梓よりバイトが終わるのが遅いからいつも梨華が待ってる形だったらしい。
でも梓は先に帰っていいのに。といつも言っていたから最近は俺を優先させてくれているらしい。
だからこうして街を歩いたら偶然会うような気がした。
特に古着屋の周り街並みを楽しむかのようにゆっくりと…。
その時、梓の声がした。
『お疲れ様でした。お先に失礼します。』
と挨拶している梓が目にはいった。
俺に気付くと梓は足早に去ろうとした。
『あーずさ!これ見覚えない?』
俺は、梨華にあげた同じネックレスをしていた。
それを梓にちらつかせる。
『それ…。』
『分かった?これ梨華とオソロ。』
梓に冷たい目線を送りながら海斗は笑っていた。
