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redcross

第1章 ツーショットダイヤル

声を出すのを我慢してる私に、

『我慢しないでいいんだよ。
声だして。
リカの気持ち良さそうな声が聞きたい。』

響にそう言われたがそれでも私は我慢していた。

喘ぐ自分に慣れなくて、必死に止めていた。

でも唇の隙間から漏れる吐息の様な喘ぎ声でさえ、
初めての私には、
充分すぎる興奮材料だった。

『下、触るよ?
下を触ったらリカちゃん、
声我慢出来なくなるよ。
我慢しないでいいからね。』

と言いながらスカートの中へと手を滑らした。

スカートの中へと手が入ってくると私は力一杯太股を閉じた。

覚悟してなかった訳じゃない。

ラブホがヤルとこ位知ってるし。

ツーショットダイヤルもヤリ目だって事も知ってる。


それでも…。
怖かった。


痛いって聞いていたし。


血が出るって聞いていたし。

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