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第18章 元ライブハウス

ライブハウスの扉を開けると海斗が私の姿に気付き話しかけてきた。

『やっぱり来たね。』

と左の広角を少しあげながら話しかけてきた。


『あんたが来るように仕向けてるんでしょ?』

私は海斗を睨んでいた。

『もしかして、梓ちゃん?』

と私の知らない人が海斗に話しかけていた。

海斗が頷くのを確認すると私に話しかけてきた。

『はじめましてー。
梓ちゃんかわいいねー。
俺、海斗のお友達のサトシでーす。よろしく。』

人懐こそうな笑顔と話し方につられサトシが差し出した手を握り握手をしていた。

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