
redcross
第19章 次の日
私は助手席に乗り込むと海斗に少しでも触れたくて自分から海斗の手を握った。
『久しぶりのお迎えだね。』
私は顔がにやけて止まらなかった。
『今日ははやく仕事が終わったからね。
昨日はごめんな…。
ゆっくり話したかったんだけど…。
だから今日、時間取ったんだ。』
『嬉しい。ありがとう。』
私は海斗のその言葉が嬉しかった。
好きとは言われてないけど私のことを考えてくれてるのがわかるから…。
『今日社長来るって話で…皆ピリピリしててなんか疲れたけど…海斗見たら疲れとんじゃった。』
『ならよかった。今から疲れることするからね。』
『海斗のエッチ…』
『俺何もいってないけど?』
『もぅ…』
『それで社長来たの?』
『来たんだけど…たまたま店に梓がいて梓と出ていったよ。
社長と知り合いって知らなかったよ。』
『……………社長の名前ってもしかして…栗田 響?』
『そうだよ。海斗も知ってるんだ?』
ーーーなんで俺…気づかなかったんだ…。
店に業態掲示されてなかったし、店を調べることもしてなかった。
『梓はよく来るの?』
『今日初めて来たよ。
私に用事があったみたいで…海斗?』
ーー梓はあいつと関わりのある店って知ってたってことか…。
てか、未だにあいつら関係があるのか?
『海斗ってば!』
『あっ…ごめん。行こうか…』
梨華と俺はホテルへ入ったが俺の頭は梓と響でいっぱいだった。
『久しぶりのお迎えだね。』
私は顔がにやけて止まらなかった。
『今日ははやく仕事が終わったからね。
昨日はごめんな…。
ゆっくり話したかったんだけど…。
だから今日、時間取ったんだ。』
『嬉しい。ありがとう。』
私は海斗のその言葉が嬉しかった。
好きとは言われてないけど私のことを考えてくれてるのがわかるから…。
『今日社長来るって話で…皆ピリピリしててなんか疲れたけど…海斗見たら疲れとんじゃった。』
『ならよかった。今から疲れることするからね。』
『海斗のエッチ…』
『俺何もいってないけど?』
『もぅ…』
『それで社長来たの?』
『来たんだけど…たまたま店に梓がいて梓と出ていったよ。
社長と知り合いって知らなかったよ。』
『……………社長の名前ってもしかして…栗田 響?』
『そうだよ。海斗も知ってるんだ?』
ーーーなんで俺…気づかなかったんだ…。
店に業態掲示されてなかったし、店を調べることもしてなかった。
『梓はよく来るの?』
『今日初めて来たよ。
私に用事があったみたいで…海斗?』
ーー梓はあいつと関わりのある店って知ってたってことか…。
てか、未だにあいつら関係があるのか?
『海斗ってば!』
『あっ…ごめん。行こうか…』
梨華と俺はホテルへ入ったが俺の頭は梓と響でいっぱいだった。
