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第2章 home

電話を切ると寂しくなって。

ツーショットダイヤルにかけていた。

『ツーショットダイヤル さくらです。ただ今お相手を…』

それから私は寂しくなると電話をしていた。

でもほとんどが会う、ヤル目的だった。

一回してしまった私は、罪悪感があったが、寂しさには勝てなかった。

だから…一緒にいれるなら、ヤルくらいいっか…って気持ちで会ってはヤルを繰り返していた。

一ヶ月程なると携帯に援交相手の親父の名前が5人程入っていた。

お金は洋服やアクセサリー。

そして援交用のプリペイド式の携帯に消えた。

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