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第6章 響と海斗

『リカにもう会わないでくれ。』

と頼んだ。

『彼氏ならしっかりしてあげてよ。
リカちゃんは、いつも寂しそうな目をしてる。
リカちゃんが大丈夫って言うまで僕は会うのをやめるつもりはないよ。』

『会うのを辞めねぇならリカと何してるのかバラすぞ。』

俺はいつも通り脅しにかかった。

いつもは通りすがりのそうゆうのをエサとしてる赤詐欺として。

でもこの日の俺はリカの彼氏として言っていた。

『何をばらすって言うんだい?
僕はただ、友人として話を聞いてるだけだよ。』

『はぁ!?
ふざけたことぬかすんじゃねぇ!
リカと援交してるんだろうが。
友人とすることかよ。
援交してっことマジバラすぞ。』

『バラしたところでリカちゃんの未来も傷つけるよ。
それに君も。
付き合ってた女が援交女ってことになるけど。
それでもいいならばらせばいい』

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